第6週「くるしむのか愛するのか」
あんぱん 連続テレビ小説 Part1／中園ミホ／ＮＨＫドラマ制作班
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豪の壮行会の日
最後まで仕事をする豪と蘭子
釜じいはこじゃんと客を呼んだ
のぶは一升瓶を二本抱えているところに蘭子と出会う
「心に思うのを伝えないのは思っていないのと同じ」
夕暮れの空地
豪が石を並べている
「あのよ 豪ちゃん うちずっと」
目をそらしながら蘭子が言う
「蘭子さん… ずっと 長い間世話になりました」
頭を下げる
「いえ…うちこそ」
頭を下げる
「そろそろ壮行会始まるね
ほいたら」
「ほいたら」
蘭子が立ち去る
朝田家
「さみしくなりますな」
「15でうちにきてほんまの息子より息子らしかった…」
「結太郎が亡くなって、豪ちゃんまで兵隊に連れていかれるなんて」
釜とくらが悲しむ
今度の戦争もすぐに終わる！
日本の威厳を世界に示せ！
「勝とうが負けようが兵隊は虫けらみたいに死んでしまうんだよ
敵と殺し合いに行くのにどこがめでたいんだよ」
屋村は不機嫌に言う
けんかになりそうなところを羽多子が
「豪ちゃん 皆さんに挨拶しいや」
と豪を立たせる
「親方 皆さん 今日はこのように立派な
こんなわしを家族同然にかわいがってくださった朝田家
その恩返しもできんと兵隊に
お国のため 皆さんのため
わしは戦うてきます
親方 おかみさん 羽多子さん ヤムさんお世話になりました」
たまらなくなった屋村は出ていく
「のぶさん メイコさん 蘭子さん ありがとうございました！」
豪は3人娘によさこい節を歌うように促す
よさこい節を歌っている途中で豪は出ていく
「豪ちゃん！」
蘭子が豪を追いかける。
「豪ちゃんは足が遅いき弾に当たらんか心配や
きっと もんてきてよ
きっとやのうて絶対や。」
「蘭子さん わしからもお願いがあります。
無事 もんてきたら…
わしの嫁になってください」
「え？え…」
たじろぎうろたえる蘭子
「豪ちゃん…どういて 今 そんなこと言うの？」
「すいません。」
追いかけてきたのぶが見ていた
「蘭子 ちゃんと返事銭と豪ちゃんいってしまうがで」
「うち おまさんのこと…うんと好きちゃ。
豪ちゃんのお嫁さんになるがやき…もんてきてよ。」
「蘭子さん…ありがとう。
もんてきます絶対に」
羽多子が走ってくる
「これ着替え。
豪ちゃん明日行ってしまうがやで。
今夜はもんてこんでええ。
豪ちゃん 蘭子をよろしゅうお願いします
花嫁衣裳も用意してやれんでごめんで
はよう行き」
蘭子の背中をおす羽多子
蘭子の手を取る豪ちゃん
手をつなぎ道を行く二人
涙と笑顔で見送る羽多子とのぶ
汽車
豪の蘭子にもたれる蘭子
微笑みあう二人
結婚の約束をするだけかと思ったら、一晩二人で過ごせとな。
羽多子さん、すごいなぁ。
ストレートすぎて。
しんみりしてたら…ストレートすぎてｗ
目が覚めたような気がしました。
豪は15歳で奉公に来たのか…
豪と蘭子は10近く離れていそうだな。
しかし…このストレートな結果…けっこうなフラグととらえてしまう。
日本が戦争に負けるなんて思っていなかった時代。
実際、この時の戦争はあまり人は亡くなっていないと思うが…
それでも亡くなった人はいるだろうし…。
豪ちゃん、ほんまにもんてきてよ。
足が遅い豪ちゃんを心配するのはワタシだけでもなかったよ…ｗ
まさか蘭子も心配してるとか。
ヤムさんの年齢がわからんのやけど…
戦争に行ったのか、大切な人を亡くしたのか…
そして…もし羽多子が背中をおすシーンにヤムおじさんがいたら…
「チョメチョメすんなよ！」
と横やりを入れて邪魔しそうｗｗ
しかし汽車の幸せそうな二人を見て…
やっぱりフラグじゃなきゃ良いなと願うばかり
河合優実ちゃんの大人っぽい雰囲気が相まって…またまた素敵な恋愛だと思えました。
だからこそ…豪ちゃん戻ってきてね
おむすびの感想はコチラ→☆
主題歌 -RADWIMPS「賜物」
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キャスト
朝田のぶ（今田美桜・幼少期 : 永瀬ゆずな）
柳井嵩（北村匠海・幼少期 : 木村優来）
朝田結太郎（加瀬亮)
朝田羽多子（江口のりこ)
朝田蘭子（河合優実)
朝田メイコ（原菜乃華)
朝田釜次（吉田鋼太郎)
朝田くら（浅田美代子)
原豪（細田佳央太)
柳井登美子（松嶋菜々子)
柳井清（二宮和也)
柳井千尋（中沢元紀)
宇戸しん（瞳水ひまり)
柳井千代子（戸田菜穂)
柳井寛（竹野内豊)
辛島健太郎（高橋文哉)
小川うさ子（志田彩良)
貴島中尉（市川知宏）
山下実美（ソニン)
黒井雪子（瀧内公美)
座間晴斗（山寺宏一)
屋村草吉（阿部サダヲ）
八木信之介（妻夫木聡）
いせたくや（大森元貴）
語り – 林田理沙
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