第4週「なにをして生きるのか」
あんぱん 連続テレビ小説 Part1／中園ミホ／ＮＨＫドラマ制作班
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試験を終えたのぶは疲れた表情で戻ってきた
全然ダメだった
面接でもやらかした。
足が速いのが長所と答えれば、なぜ遅刻したのかと聞かれ、寄り道を…と答えれば、「遊び半分か？」と言われてしまう。
家族は進学に賛成かと聞かれ、みんなにしわ寄せがいっているのに、自分ひとり進学するのは良いのか…と答え「ここは悩みを相談するところではありません」とピシャリ
「まだわからないよ
合格発表まで希望を捨てずにいようよ」
受験票を持ってきてくれたお礼にきた嵩に励まされる
柳井家では合格の前祝ということで、タイの尾頭付き、赤飯が並ぶ
寛は気が早い
試験は水物…受かっても受からなくても仕方ないというが…
登美子と千代子は嵩が受かった気満々
嵩の部屋に寛が入ってきた
「嵩、今…。一番何がしたい？
今日で一区切りや。今すぐなんかしたいことあるやろ
今日ぐらい そのしたいことをしたらいい」
「漫画 漫画です」
「なんな やっぱり漫画か」
押し入れの中から箱を引っ張りだし漫画を見せる
「おじさんも小学生じゃあるまいしって呆れますか？」
「まぁ、今日くらい好きにしたらえい」
いきいきした顔で漫画を描く
背後のそろっと登美子
「お母さん…やっぱり僕医者には…」
「なれます！
嵩がみんなに尊敬されるお医者さんになったら、父さんも喜ぶわ
母さんもうれしい」
と笑う登美子
合格発表の日
朝、もし落ちていたら、キッパリ諦め、家の手伝いをすると釜じいに宣言するのぶ
妹たちと豪は「落ちない」と励ましてくれるが…
発表帰りの駅
千尋がやってきた
「のぶさんも今日合格発表ですね」
「受かってたよ！
だから嵩も受かってると思って待ってる！」
そこへとぼとぼと嵩
「だめだった…
のぶちゃんがせっかく受験票を持ってきてくれたのに…ごめん」
明暗くっきり…
合否は明日かなぁって思っていたけど、とんとん進むね。
持ち越さないのがよいです。
嵩が受かってたら、アンパンマンは誕生しなかったかもしれないので、これでよいです。
しかし…問題は登美子と千代子よね。
自分の居場所確保のために嵩の合格が欲しい登美子
嵩を医者にして、医院を継いでほしい千代子
伯父さんは医院は継がなくてもよいと言ってくれているのに、なぜそんなに跡取りが欲しいのか。
伯父さんは良い人だけど、もう少し伯母さんを説得してくれないかｗ
やりたいことをやれって言っているのに、伯母さんは…
とは言え、伯父さん最高です。
嵩にとっても千尋にとっても血のつながりがないわけではないけど、なかなかできることではない。
実子がいたとしても、二人に手を差し伸べてくれたと思う。
ちゃんと話聞いてくれて、針路を見出す助言もしてくれる。
嵩は残念だったけれど、自分を否定せず。
そして自分のやりたい道に進んでほしい。
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主題歌 -RADWIMPS「賜物」
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キャスト
朝田のぶ（今田美桜・幼少期 : 永瀬ゆずな）
柳井嵩（北村匠海・幼少期 : 木村優来）
朝田結太郎（加瀬亮)
朝田羽多子（江口のりこ)
朝田蘭子（河合優実)
朝田メイコ（原菜乃華)
朝田釜次（吉田鋼太郎)
朝田くら（浅田美代子)
原豪（細田佳央太)
柳井登美子（松嶋菜々子)
柳井清（二宮和也)
柳井千尋（中沢元紀)
宇戸しん（瞳水ひまり)
柳井千代子（戸田菜穂)
柳井寛（竹野内豊)
辛島健太郎（高橋文哉)
小川うさ子（志田彩良)
貴島中尉（市川知宏）
山下実美（ソニン)
黒井雪子（瀧内公美)
座間晴斗（山寺宏一)
屋村草吉（阿部サダヲ）
八木信之介（妻夫木聡）
いせたくや（大森元貴）
語り – 林田理沙
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