相棒23 第9話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～何年ぶり？元旦SPスッキリ完結！

元旦SP『最後の一日』

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右京（水谷豊）は、陣川（原田龍二）は人気ニュースキャスターの桧山（髙嶋政伸）の娘の誘拐事件に巻き込まれる。
桧山のニュース番組のプロデューサーは薫（寺脇康文）、伊丹（川原和久）、益子（田中隆三）の3人は、警察学校時代の同期・澤田菜穂（櫻井淳子）の夫・澤田。
自宅にいた、夫の澤田正志（藤本隆宏）は偽物で、本物の澤田はテレビ局で右京と出会っていた。
脅されていた澤田はなんとしてでも生放送のニュース番組を続ける。
高嶋政伸も脅され、なんと番組で不倫、経歴詐称などを告白することに。

右京は高嶋政伸の妻から、彼が5年前の土砂災害の報道で受賞した。
高嶋政伸だけが違う視点から取材をしていた。
受賞したことにより、高嶋政伸はニュース番組のキャスターに就任していた。

高齢者施設で働く山本ひかりさんという女性は41人の入所者を避難させた。
しかしもう一度施設に引き返す
見舞客の付き添い大田原を助けるために。
大田原は与党の大物議員・伊地知（石丸謙二郎）の秘書だった。
大田原とひかりは死亡した。
ひかりは大田原を助けに行ったわけではなく、＜忘れ物を取りに行く＞と言っていた。
右京はひかりが大田原と付き合っているのではないかと推理するが、ひかりは石丸謙二郎にセクハラしていた。
若い綺麗な子がすぐに辞めていく。
そして＜政治家だから関係ない。私は訴える＞と誰かと電話で話しているのを同僚が聞いていた。

右京と薫が探っている頃、生放送に出演中の高嶋政伸は5年前の取材のことを話し出す。
取材の中でひかりを死んだ原因を･･･
「皆さん！私は脅されています。
娘が誘拐されています！
娘を帰してくれ！」
カメラに訴える高嶋政伸

テレビ局
高嶋政伸の付人の武部（高橋光臣）に行き着いた右京と薫。
土砂災害の施設にあった高橋光臣の写真を見つけていたのだ。
ひかりとは特別な間柄だった。
仮眠室には結愛ちゃんがいた。
高橋光臣は手荒なことはしていなかった。

連行される高橋光臣を責める高嶋政伸。
山本ひかりは石丸謙二郎議員を訴えるつもりだった。
乱暴された時の音声データがあった。
弁護士に送る手はずを整えていた。
そんな時にあの大雨があった。
石丸謙二郎議員には恵みの雨だった。
全員が避難した施設で、秘書の大田原がUSBを見つけた。
取りに戻った山本ひかりと鉢合わせ

土砂に埋もれたUSBを見つけたのは高嶋政伸だった。
奇跡的にデータが残っていた。
中には石丸謙二郎の声があった。
「なんで公表しなかったんだ。
信じてたんだ。
報道の力を」
＜多分、あの高齢者施設にあったもの
大事な写真とか入っているかもしれない
念のため確認してみよう＞
桧山兄弟（高嶋政伸と弟・ケンジ）が話しているのを聞いた高橋光臣
相手は大物代議士。
ジャーナリストが公表してくれたほうが良い。
「あんたはひかりが本当に望んでいたことをしてくれなかった！」
高嶋政伸に近づき探った。
するとUSBを取引の道具に使っていた
政局のネタをいち早く教えてもらいスクープを連発。
「あんたはジャーナリストじゃないただのテレビタレントだ」
「ひかりさんの遺体の首に妙な痣があった。」
ひかりさんは大田原に殺されそうになったそこへ土砂が流れ込んだ
右京は高嶋政伸を責める。
取材をするなかで石丸謙二郎議員とも深い付き合いになり、ひかりさんは殺された。
そう言っても過言ではない状況にあることを知っていたはずだ。
「何が信念ですか！
何が正義ですか！
後ろめたさがあったから生放送で全てを語ることが出来なかったのではありませんか！」

高橋光臣に土下座をする高嶋政伸
「今からでも約束させてください
まだ時間があります
このことは番組内で決着をつけます
全てを公表します。
USBは我が家の墓の下に隠してあります。」

墓の下にUSBを取りに向かう右京、薫、陣川
しかし一足先に別の車で盗聴しているターミネーター（藤本隆宏）がUSBを手に入れていた
高橋光臣はターミネーターの素性に口を割らない

その頃、ターミネーターこと柘原（藤本隆宏）は石丸謙二郎議員に接触。
USBを石丸謙二郎議員に手渡していた。
「高橋光臣が暴走しまして･･･」

石丸謙二郎議員、社美彌子（仲間由紀恵）、甲斐（石坂浩二）は市民合唱団の年末コンサートを見に行く。
そこで柘原を見つけた美彌子はターミネーターだと確信。
右京に知らせる。

取り調べ室で柘原がUSBを盗み、石丸謙二郎議員に渡した。
彼は秘書だと右京が高橋光臣に話すが動じない。

柘原が4年前まで自衛隊員で、土砂災害の救助にも入っていたことがわかる。
すでに柘原はUSBのコピーを持ち、一番効果的な場面で公表するはずだ。
柘原はそのために石丸謙二郎議員の秘書になったのではないかと推理する右京

捜査中、麗音（篠原ゆき子）が助けたサオリこそが陣川くんの思い人。
しかし･･･。
サオリのお腹の中の子は陣川の子ではない。
そのお腹の子は･･･ターミネータ柘原の子。
駆けつけた陣川は柘原の写真を見て、驚く。
右京に柘原は山本ひかりの兄で、小さい頃に両親が離婚したため名字が違う。

USBの音声がネット上に公開される。
しかしそれが二人の本当の狙いではない。
石丸謙二郎議員にとどめを刺すのではないか。
コンサート会場に急ぐ右京たち。
伊丹と芹沢が石丸謙二郎議員を探す。
右京と薫はターミネーター柘原を探す
柘原は石丸謙二郎議員を狙っていた。
間一髪、右京と薫が柘原を取り押さえる

「5年前の今日、あなたに何があったんですか？」
ひかりを助けるために現場にやってきた
＜お兄ちゃん、助けて！
殺される！お兄ちゃん助けて！＞
電話を貰った柘原。
「災害にあったんじゃない。
誰かに襲われていた」
必死に探した。
豪雨の中、大田原がひかりに馬乗りになっていた。
そこで雪崩が起きる。

その後。高橋光臣と知り合い全て聞いた。
石丸謙二郎議員の秘書となり、元自衛隊員の特性から汚れ仕事を引き受けた←元自衛隊員としてできる汚れ仕事とは？
そこで石丸謙二郎議員の信用を取り付け、USB奪還を命じられ、願ったり叶ったりだった。
石丸謙二郎議員を殺さなければ自分が生きている意味がない。
号泣する柘原

コンサートが終わり、石丸謙二郎議員は妻に花束を持って行くが、すでに暴露音声を聞いていた妻とその仲間達から音声を突きつけられる

その頃、高嶋政伸はニュース番組で全てを告白していた。

右京と薫は柘原をサオリの病室に連れて行く
「あきらさん」
「あなたのお子さんですよ。」
柘原は復習をするためサオリと別れていた。
妊娠したことも知らなかった。

石丸謙二郎議員は衣笠副総監に電話をかけるも出て貰えず。
妻の伝言「二度とその口で政治を語るな！」と薫から聞かされ、右京に説教される

次週に持ち越さずスッキリ！
これは何年ぶりでしょうか？
ずっとずっと元旦SPで終わってくれなかったもんね。
今回、わりと2時間あっという間でございました。

無理なく交差した軸も良かったですね。
石丸謙二郎議員は胸糞でしたけど。
こんな胸糞議員なのに、奥様は常識的な人でした。
若い子に片っ端から手を出していた夫に真っ当なことを言える奥様。
だけど議員辞職だけで済んだら･･･ちょっと腹立つよね？
もし･･･もしも今まで同じような目に遭った人がいるなら、集団提訴して欲しい。
でも事が事だけにね･･･
なかなか辛いわね
みんなで頑張って訴訟を起こしても、全然有罪にならないんだもんね。
性被害ってのは･･･。
亡くなってしまったひかりさんの代わりに提訴できないんだろうか。
死んだそれまでってのもおかしいよ。
ぜひとも損害賠償請求をしてほしい。

高嶋政伸キャスターは･･･。
不倫してたしね。モデルと！
もうキャスターとしては無理。
スクープ、暴露系のyoutuberならなんとかなりそう。
4歳の孫ではなく、4歳の娘を持つ親でした。
いや、若いけどさ高嶋政伸さんも
だけどさ･･･
奥さんが許してくれたなら良いけど･･･。
もうキャスターも俳優も無理かもぉ～
高島さんは長兄の方が夭折され、その原因は誘拐と言う事で…
誘拐なんてNGワードだと思っていましたが、さすが役者さん。

んで、高橋光臣さんは最初から怪しかった！
絶対犯人だと思っていたよ。
ターミネーターは･･･。
ありがちな被害者の生き別れた兄ですけど。
さすが元五輪選手の藤本さんはガタイが良い。
水泳選手だもんね。
胸板が厚すぎるさぁ。
誘拐と殺害未遂だもんね。
情状酌量の余地はあるとしても･･･実刑は免れんだろうな。

陣川くん･･･もうちょっと出てきても良いのになぁ～ｗ
あの指輪･･･どうするんだろ？？

にしても元旦SPだけでしっかり終わらせてくれたのは嬉しい。←こればっかりｗ

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出演者
杉下右京（水谷豊）
亀山薫（寺脇康文)
亀山美和子（鈴木砂羽）
伊丹憲一（川原和久）
芹沢慶二（山中崇史）
角田六郎（山西惇）
出雲麗音（篠原ゆき子）
小出茉梨（森口瑤子）
土師太(松嶋亮太)
益子桑栄 （田中隆三）
大河内春樹（神保悟志）
中園照生（小野了）
内村完爾（片桐竜次）
衣笠藤治（杉本哲太）
社美彌子（仲間由紀恵）
青木年男（浅利陽介）
甲斐（石坂浩二）

ゲスト：髙嶋政伸　藤本隆宏　高橋光臣　櫻井淳子　石丸謙二郎