相棒23 第2話 ネタバレ 感想~政治がらみは長くふんわり終わる

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後篇『警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!』


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右京(水谷豊)、薫(寺脇康文)の捜査を勉強したいと高田(加藤清史郎)がついてくる
芦屋議員がホテルに泊まった
定宿で馴染みのバーに行く
接客したバーテンダーの話では滞在時間は1時間
午前1時前に店から出た。
ホテルへの帰り道、突然何者かに刺された。
凶器は中野無差別殺傷事件と同じ方のナイフ
16カ所の刺し傷
殺害後
簡易宿泊所で手に入れたおにぎりやおしぼりなどばらまいた
しかしどうして罪をきせる相手を一人に絞らなかった
現場をたどりながら考える三人。
犯人らしき血痕はあるもの傷を負った人間が近所の病院に駆け込んでもいなかった。

病院へ行く三人。「怪我の急患はいなかった」と看護師が証言
怪我であれば現場から転々に血痕が残っているはず
「怪我では泣く吐血だったらどうでしょう」
外来ではなく入院患者が9月2日に病室を抜け出して、今は集中治療室にいる。
血液型はAB型で現場の血痕と同じ。
病名は食道動脈瘤
日高行人は警備員でその前は警察官だった
中野無差別殺傷事件で一般の人を庇って、その時の刺し傷からウイルスが入り、肝硬変、肝臓癌となった
元々歩くのもやっとで、弟が世話をしていると言う。

特命係の部屋にやってきた創
あの日は警備が手薄だった。
国家公安委員長主催のパーティがあった。
6年前の国家公安委員長は芦屋議員
日高さんが芦屋議員
病身の日高に犯行は不可能だ。
弟が看病していたというが、戸籍上、日高に弟はいない。

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薫と創(加藤清史郎)が現場付近を捜査。
廃墟のビルに入る。
地下室を捜索していると、いきなりドアが閉められた。
プロパンガスもガスが漏れている
閉じ込められてしまう薫と創
爆発の恐れはないが、酸欠になるかもしれない。
排気口なら出られるかも・・・と創。
しかしうまく行かない。
薫は「右京さんなら見つけてくれる」と言う。
創も一生懸命ドアを叩く。
しばらくして右京がやってきた。
「どうしてここだってわかったんですか?」
創が聞く
右京は薫の行動ならわかると説明。
薫はハンカチでくるんだボタンを出す
「なるほどそういうことでしたか。
全てがつながりました」

総理大臣の藤原 (柴俊夫)が応援演説にやってきた場所では、創の先輩刑事・二科に声をかける右京
「何かわかりましたか?」
右京は怪しい廃墟を見つけた。
犯人はそこで準備をして待ち構えていたのではないかと
「この選挙のあとになるかもしれないですがね。」

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誘いに乗った二科
やってきた右京と薫
「やはり犯人はあなたでしたね」
二科は犯行当日警邏中だった。
警察官の制服で反抗するわけにもいかずここで着替えた。
ボタンが落ちたことに気付かずに。
その後、芦屋議員を殺害し、
再びここに戻って制服に着替えたあと勤務に戻った。
「動機は6年前の中野無差別殺傷事件ですね」
二科は日高と同じ交番で勤務で同期だった。
訓練についていけなくて辞めるつもりだった。
日高がいつも助けてくれた。
警察官になった二人は協力して犯人を捕まえた
相棒だった。
「なのにあの事件の時
あれが刺さったら死ぬんだと思ったら動けなかった。
自分の方が犯人の近くにいたのに・・・」
その後、日高は退職した。
理由は聞かされなかった。
<後悔はしていない
市民を守るのは警察官の役目>
<辞めるのは俺だ>
<お前は続けろ
俺のかわりにな!>

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「6年経ってあいつが急に倒れたんです」
弟だと嘘をついて見舞いに行った
その時、事件の傷のせいで、日高がもう長くないと知らされた←弟って証明しなくても余命宣告受けるの?
日高の部屋に行き入院の準備をしようとすると、告発書類を見つけた。
「あいつは辞めたんじゃない
辞めさせられていた!」
日高はどんどん弱っていった。
そんな時、警邏中に芦屋議員を見かけた
調べると自分の管内に毎週泊まっているホテルがあった。
運命だ。
やはりやらなければならない。
それがあの時一歩も見られない
「何度刺しても死ななかった
怖かった」
「殺したのは国家公安委員だったからですか?」
「本当はあの人じゃなくても良かった
日高はなんであんな目にあったんです?
警察官になったからでしょう
警察官は市民を守らなければならない
だけどその結果
犯人はいつまでも刑を受けないまま
正義ってなんです?
あのままじゃ終わるまま
あいつの命に意味を持たせてやりたかった」
「あなたの目的は神山の死刑執行でしたか。」
中野無差別殺傷事件の模倣犯のように偽装した

芦屋議員を殺害したあと、日高に電話した二科
日高のメモをお守りのように持っていたがそれを落とした。
病室にないか・・・
<どうした?>
<全部終わったよ。
多分、俺自身も。>
<お前・・・まさか!!>
<さっき話したメモ現場に落としてきた
ありがとうな。
お前と組めて良かったよ>
「なるほど」
その日高は事件の翌朝病室を抜け出し、戻ってくるなり倒れてICUに戻った
「現場で落としたのはこれでしょうか。
見つけたのは日高さんの病室です。」
二科のやったことで、日高の死期をも早めてしまった。
自殺しようとした二科
「ふざけるんじゃない!
そんなことのために使う道具じゃないだろう。」

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利根川 (でんでん)の元にいく右京と薫
逮捕された暴力団関係者の工藤は一転して、総理爆破事件の容疑を認めた。
動機は極個人的な政治的思想。
「ここに来て一気に解決したわけだ。」
しかしこの件で藤原内閣の支持率はあがった。
当初。芦屋議員に注目が集まるとさらに支持率が下がった。
直後のインタビューでも芦屋議員を遠ざけるようなことを行った藤原総理は言った。
そのあと藤原が襲撃された
九死に一生得た藤原は以前と真逆のスピーチをする。
謝罪もした。
その後内閣の支持率は上がった
「あのスピーチは良かった。」
とでんでん。
社美彌子を呼び出しある策を授けた
「民衆には政策より感情。
この国の人達は優しいの」
お涙ちょうだい
国民の同情を煽る
読みは当たり支持率上昇
一気に党の勝利
また4年与党でいられる。
でんでんからしたら、総裁が誰かなどより
党が政権を握り続けるのが最優先
「党員として当たり前」
工藤を使って爆破したっていうのか。
「追求しますよ」

「勝手にしろ」

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「もう一つ良いですか」
芦屋事件の犯人の真の狙いは中野無差別殺傷事件の犯人の死刑執行。
SNSを使って芦屋議員殺害は模倣犯の仕業だと騒いだ。
その後突然死刑執行された。
「なんか問題があるの?
本来、死刑ってのは判決から6ヶ月以内に執行するの」
「それは果たして正義ですか?」
「妻がフリーのジャーナリストなんで。
記事になったら選挙にも影響出るんじゃないですかね」
「思い上がるなよ!
警視庁ってのは政府を守る為に作られたんだ
正義?
末端の兵隊の考えることじゃない
大人しく上に従ってりゃ良いんだ」
「思い上がってるのはあんただろ?」
「もう一つ教えてやる
権力ってのは口で言ってわからないバカを従わせるためにあるんだ」
「どういう意味でしょう」
「全部の力を使って君らを消すってことだよ」
初代大警視(現在の警視総監)の川路利良の言葉を引用する右京。

しばらくしてでんでんが辞職。
創(加藤清史郎)は右京の相棒になりたかった。
薫より自分のほうが出来ると思っていたと謝罪。
右京は「自分の相棒を見つけることですよ」と微笑む。
創も理解する。

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政治がらみは長くてスッキリしない・・・。
結局、犯人は先週から怪しかった加藤清史郎くんの先輩警察官。
んで利用されただけって言う・・・。

二科の犯行動機・・・。
ちょっと弱くないですかね・・・。
もちろん大親友でしたけれども。
恩人だったかもしれませんが・・・。
今となっては、やっぱり警察学校の授業についていけなかった人間を励まして警察官にして殺人事件の犯人を作ってしまったって・・・。
なんだか、日高さん気の毒。
もっともっと警察官としての資質がある人なら、日高さんも怪我をしなかったかもなぁ。
二科の罪の告白はなが~~~い言い訳を聞いている感じだった。
部下の加藤清史郎くんに対してもなんも思わなかったのかっていう・・・。

でんでんと暴力団員の関係はもちろんわからんしさ。
でもでんでんが急に辞職して、この問題も終わらせてしまった
無理矢理過ぎる。
急な辞職ってなんだ。
ふんわり終わった。
でんでんに助けられたなぁ~。

んで、松田洋治さんの川路利良が品があってよかった。
水谷豊、松田洋治、加藤清史郎
子役出身俳優が揃ってましたね。

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出演者
杉下右京(水谷豊)
亀山薫(寺脇康文)
亀山美和子(鈴木砂羽)
伊丹憲一(川原和久)
芹沢慶二(山中崇史)
角田六郎(山西惇)
出雲麗音(篠原ゆき子)
小出茉梨(森口瑤子)
土師太(松嶋亮太)
益子桑栄 (田中隆三)
大河内春樹(神保悟志)
中園照生(小野了)
内村完爾(片桐竜次)
衣笠藤治(杉本哲太)
社美彌子(仲間由紀恵)
青木年男(浅利陽介)
甲斐(石坂浩二)

ゲスト:加藤清史郎 でんでん 柴俊夫

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