連続テレビ小説 『わろてんか』第40回 (第7週)「風鳥亭、羽ばたく」
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は、伊能(高橋一生)から大物落語家の文鳥(笹野高史)を紹介される。
トントン拍子やな。
なぜ伊能様が親のコネまで使って尽力してくれるのかはわからない。←てんへの恋心なんか?まだ人妻ではないしね。
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「あんたのとこの小屋の色はなんや?」
文鳥師匠に聞かれても答えられない籐吉。
安易にツテを頼って出演交渉に来た籐吉を「筋が違う」とたしなめられてしまう。
文鳥は一門落語家の風鳥亭出演をやんわり断った。
風鳥亭の客入りは相変わらず悪いままで、このままではタダ働きだと思ったアサリ(前野朋哉)は新開地の寄席に出演すると姿を消した。
先程まで舞台に出ていた後面の万丈目にもう一度舞台に出ろと押し付けられる。
「アンタらみたいに2個も3個もネタがない」
とゴネる万丈目を無理矢理舞台に押し出すキース。
後面ではなく、前面を披露。
もちろん、しょうもない。
血迷った万丈目は
「茄子と南瓜が地主に・・・・!!」
と叫び出す。
噺家を探しに京都に行っている籐吉。
夜なべして内職をしているてん。
「全然しんどくない」
と言いながら、寝てしまった。
朝目覚めると、着物が仕上がっていた。
ツンデレの京香ママが仕上げてくれたのだ。
京香は
「お針子の仕事はやめて、藤吉郎の手綱をしっかり握れ。
わてが天秤棒を担ぐ!」
と言う。
ってか、京香ママはプータローやったん?
てっきりずっと天秤棒担いでいるんだと思っていたわ。
京香ママみたいにじっとしていられない人が働かないで、何してたんやろ?
始末屋のごりょんさんやったんでしょ?
貧乏な時ほど力を発揮するひとじゃないの?
京香ママのキャラもブレてきた。
文鳥師匠がディスっていた芸人は、たむらけんじやアキラ100%のことかしら?
どっちにしても「寄席が欲しい」という幼稚な欲望を叶えるためだけに、嫁の実家から金をせびり、手に入れただけの男に、「どんな芸を見せたいか」「誰を呼びたいか」などという考えはないのだ。
スポンサーの息子である一生にも座布団を出していなかったとこをみると、一生のコネもたいしたことないのかもしれん。
悔しそうにする一生に
「雲の上の人だと思っていた。
手に入らないものはないと思っていた。」
と言う籐吉。
一生のキャラもますますブレてきた。
あまりにも籐吉の人気がなく、「伊能様」と結婚したほうが幸せになれる!と言う声が多かったから、キャラを変えたのか?
籐吉は自分が苦労人だと思っているのかしら?
「欲しいと思っていたもの」をそこそこ手に入れてるよね。
妾の子の一生より、母親に溺愛されてきた籐吉のほうがなんのコンプレックスもなく苦労もなく育っていると思うけど。
ま、その結果、コレやけど。
なんでネタが一つしかない万丈目も寄席にだすのか?
そこそこの年なんやから、もっとネタを作っとけよ。
ってか、キースが出ろよ!!
ほんまにズルい男よねぇ。
で、アサリみたいなしょーもないネタをする芸人でも出られる小屋があったことに驚く。
新開地ってさ、三宮より西よねぇ。
交通費も出るの?あんなにしょーもないネタなのに?←しょーもないと言い過ぎ??
万丈目のネタはお面をかぶれば、寒い客の顔見なくて済んでいいね。
だけど・・・。
「茄子と南瓜と地主」
ってなんなん?
「背戸の段畠」という囃子歌らしい。
歌詞はコチラ→☆
それがわかったとて、なんなん?って言う。
脚本の意図が全くわかりません。
読んでいただいてありがとうございます。
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「わろてんか」第1回~第23回の感想はコチラ→☆
「わろてんか」第24回~最終回までの感想はコチラ→☆
キャスト
ヒロイン 藤岡てん …葵わかな(幼少期…新井美羽)
「北村屋」の若旦那 北村藤吉 …松坂桃李
てんの従兄 武井風太 …濱田岳(幼少期…鈴木福)
伊能薬品社長の息子 伊能栞 …高橋一生
てんの父 藤岡儀兵衛 …遠藤憲一
てんの母 藤岡しず …鈴木保奈美
てんの祖母 藤岡ハツ …竹下景子
てんの兄 藤岡新一 …千葉雄大
てんの妹 藤岡りん …堀田真由(幼少期…中川江奈)
てんの付き女中 トキ …徳永えり
番頭 平助 …国木田かっぱ
女中頭 サエ …徳田尚美
藤吉の母 北村啄子…鈴木京香
藤吉の許婚 杉田楓…岡本玲
てんの恋敵 秦野リリコ …広瀬アリス(幼少期…莉帝)
インテリ芸人 キース …大野拓朗(幼少期…前田旺志郎)
組むドケチな芸人 アサリ …前野朋哉
面白くない芸人 万丈目吉蔵 …藤井隆
吉蔵の妻 万丈目歌子…枝元萌
太夫元(たゆうもと)寺ギン…兵動大樹
寄席の元席主 亀井庄助 …内場勝則
【語り】…小野文惠(NHKアナウンサー)
コメント
こんにちは。
昨日の一生のキャラ変わりに
「誰なん?」って思いました(笑)
無理矢理の親友感出すのやめてほしい。
色んな会話が出どころ不明というか…
伊能さま、昔はてんへの優しさとかより
新一兄さんの論文の視点の確かさや
これを持ってきたてんの勘の良さに
出資するという
感情より確かな根拠ある可能性を
重んじる人だったハズなのにねぇ。
映画を輸入してるってエピソードを
急に後付けされてから
おかしなことになりました。
なんとかして
救いようがないアホで図々しい
藤吉と同類…みたいにしたくて
ひきずりおろしたみたいな(笑)
無理矢理の後付けって
ドラマ全体への信頼がなくなりますよね。
まあ信頼はしてないが(笑)
この脚本家相当な恥知らずだな。
それかNHKのプロデューサーが
いらんテコ入れしているのか…
ホント、やめてほしい。
視聴者の違和感ハンパない。
アサリに仕事があることも不思議です。
なんやかんや、芸としてまあまあ見栄えするのは万丈目だけで、キースとアサリはくだらなさすぎるし
万丈目はホットホットでもやりだすかと
期待してましたがね\(^o^)/
藤吉…ほんと
色々と手中にしてますよね、労せずに。
濡れ手に粟ですやん。
何一つ肩身の狭い思いもせず
オンナの家から大金せしめて
夢を実現させ、結婚もしないで
何かっつっちゃあ
リリコとグダグダしてるし…
でも、そんなめちゃくちゃでも
てんが惚れ込む…理由もわからずじまい。
もはやミステリーだよ!
YOYOさん、書き込みありがとうございます。
一生、顔つきも変わって来ましたよねぇ。
今日も何故か二人に付き合って・・・・。
暇なんでしょうか(苦笑)
いきなり「栞くん」なんて呼んでいてびっくりしました。
栞は違いがわかる男だと思っていました。
まさかあんなクズで魅力もない男と仲良しになるなんて。
「新一兄さんの論文」に投資したときと今の一生は全くの別人。
一生に何があったのか?
もしかして双子?ってくらい人格が変わっています。
映画を輸入しているってエピソードもおかしいですよねぇ。
一生が小さいときに映画を見に連れてってくれたって言うけれど、明治の初期?にそんな頻繁に映画を見に行くのかなぁとか。
ま、金持ちのお妾さんだからなんでもアリなんでしょうか。
籐吉がダメ人間でも、魅力があれば一生みたいなエリートが一種の「憧れ」を持つのはわかるのですが、まったく魅力がないから・・・。
「濡れ手に粟」の籐吉・・・。
別に女を作ってもいいし、夢を見てもいいので、芯を持ってほしいですねぇ。
肝心の芸に対してもブレブレなのが辛い。
藤吉に魅力があったら、てんが惚れる理由もわかるんですけどね。
そこが一番の問題だと思います。
アサリの仕事は芸人としての仕事なんでしょうかねぇ。
寄席のスタッフではないかと(苦笑)
前座なら、万丈目もありですよね。
お祭りとか。
でもキースとアサリは見世物としても成立していない芸です。
それこそ学園祭の飛び入りみたいな。
周りが身内ではなかったから、笑っていられない。
タカシには「ホットホット」で乗り切ってほしかったです。
それをねじ込めば、ちょっとは見直してやるかも(爆)
脚本家も制作側もどこが面白いと思っているのでしょうが。
笑うとこですよ!って言われても笑えないし、そもそも笑いのツボなんて泣くツボり多岐にわたるのだから、よっぽどセンスがある人間以外には無理ですよねぇ。
脚本家もNHKのプロデューサーも自分の笑いのセンスに自信を持ちすぎ。
世間とのズレに気がついていないなら、クリエイティブな世界で生きるのは辞めたほうがいいと思います。