「ラジエーションハウス」第5話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～刑事並の推理力

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「ラジエーションハウス」原作:横幕智裕　漫画:モリタイシ

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AI検査の結果、死亡が確認された美しい顔の少年・藤本直樹（南出凌嘉）の死因は肝臓破裂による腎臓破裂だった。

第一発見者は直樹とキャッチボールするために公園に来たという弟の雄太（斎藤汰鷹）。
その弟の話を聞いただけで、ピンときた五十嵐（窪田正孝）。

ご遺族＆救急通報をしたのは、藤本家の近所に住む少年・山村肇（小林喜日）の前で推理をしてみせる五十嵐。
ボクサーの試合後、肝臓破裂で亡くなるという事例がアメリカであった、
もし一撃で肝臓に衝撃を与えるってことがあったら、それは格闘技経験者です。

右側の肝臓に衝撃
犯人は左利きとなる。

犯人は藤山村肇（小林喜日）

「アイツが俺を裏切ろうとするから。
前は、オヤジなんていらないって言ってたのに。」

山村は父親にDVをされていた。
直樹も継父に一度だけビンタをされたことがあった。
「オヤジなんていらないよ。」
「そうだよな。」
直樹も答えた。

それなのに・・・。
直樹はだんだん変わっていった。
キャッチボールのできない直樹は義弟と一緒にキャッチボールの練習をする。
継父に心を開き始めていた。

「直樹がおじさんや家族のことを大切にしようとするから。」

ごめんなさい。
ごめんなさい。
土下座をする山村君。

事件解決後・・・。
「アイツとキャッチボールしたかったなぁ。
一度で良いからお父さんって言って貰いたかった。」
継父は言う。
直樹のスマホを見せる五十嵐。
画面には
「お父さん携帯」
とあった。

謎解きタイムは必要だったのか？
今日はかなりの越権行為だったけれど、こういうお話もあって良い。
犯人を見つけるドラマになると、前クールと同じになっちゃうので、今回だけだろうけど。
だけどな、家族の前で犯人を突き止めるのはありえん。

そして犯人の山村君は、最期にご遺族に礼。
清々しい顔で礼。
それをみた継父もうっすら笑ったような・・・？
まず清々しい顔で礼しちゃいけない。
義理とはいえ息子を殺した犯人にうっすら笑ってもいけない。

本田翼狙いの鈴木伸之。
医者としての能力は低そうですが、今日は初めて役に立った！
犯人が山村だと知って、殴りかかろうとした継父を止めたからさ。
数人で押さえ込むも暴れていたのにさ。

よくよく考えると、切ない事件。
力の加減もできない中学生ならこういうこともあるんだねぇ。
中学生にして犯罪者・・・。
なのに・・・カタルシスもなかったなぁ・・・。

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